コンフィデンス・インターワークス<7374>は8日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比33.4%増の43.35億円、営業利益が同23.9%増の6.96億円、経常利益が同37.2%増の7.00億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同30.3%増の4.39億円となった。
「HRソリューション事業 人材派遣・受託」の売上高は前年同期比0.6%減の27.45億円、セグメント利益は同11.3%減の6.43億円となった。人材派遣サービスにおいては、クリエイター配属数を増加に転じさせるため、引き続き、新規取引先の開拓に加え、既存取引先の部署別・タイトル別開拓を行うことにより、受注案件数の拡大を図っている。クリエイターの採用市場においては、採用媒体の選定や採用広告の出稿配分を最適化することにより、ゲーム会社からの需要に応えられるクリエイターを採用しており、これに加えて、自社の求人メディアを開設することにより求職者の応募チャネルの増加を図っている。受託サービスにおいては、現在稼働中の案件は安定的に推移しており、人材派遣事業との連携を図り、新規案件のリード獲得数増加に努めている。
「HRソリューション事業 人材紹介」の売上高は前年同期比221.6%増の8.26億円、セグメント利益は同323.8%増の3.17億円となった。採用ニーズの高い企業向けの専任アカウンティングチームを編成、独自の求職者獲得
施策を進めることにより生産性を向上させ、1社当たりの取引総量増加に向けた活動を強化している。
「メディア&ソリューション事業」の売上高は前年同期比229.4%増の7.63億円、セグメント利益は同404.3%増の2.53億円となった。メディアサービスにおいては、「応募者対応」組織を設置し、希望条件に合った求人案内や面接対策・書類作成支援など転職応募から面接・採用に至るまでの応募者対応サービスを展開し、SNSを活用した集客プロモーションとコミュニケーションツールの導入を進め、求職者との接点量拡大とLTV向上によるユニークユーザー数の拡大を図り、集客チャネルが多様化する中で集客効率の高いチャネルを見極めて費用投下し、緻密なアロケーションを実施することで広告プロモーション適正化を図っている。採用支援サービスにおいては、業務シェアリングとプロジェクト間の人材ローテ-ションを実施し、業務プロフェッショナル人材の育成に取り組んでいる。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比20.2%増の90.00億円、営業利益が同17.1%増の14.00億円、経常利益が同22.6%増の14.01億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同21.6%増の8.82億円とする期初計画を据え置いている。
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