13日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円34銭へ下落後、155円62銭まで上昇し、引けた。
米10月消費者物価指数(CPI)がほぼ予想に一致したため12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まり長期金利低下に連れドル売りが優勢となった。その後、米ダラス連銀のローガン総裁がインフレ上方リスクに言及したほか、米セントルイス連銀のムサレム総裁もデータ次第で緩やかな利下げ予想を示したため金利が下げ止まるとドル買いが再開した。
ユーロ・ドルは1.0653ドルへ上昇後、1.0556ドルまで下落し、引けた。
ユーロ・円は、164円80銭から163円64銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2768ドルへ上昇後、1.2687ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8799フランへ下落後、0.8862フランまで上昇した。
【経済指標】
・米・10月消費者物価指数:前年比+2.6%(予想:+2.6%、9月:+2.4%)
・米・10月消費者物価コア指数:前年比+3.3%(予想:+3.3%、9月:+3.3%)
・米・10月消費者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、9月:+0.2%)
・米・10月消費者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、9月:+0.3%)
・米・10月財政収支:-2574.5億ドル(予想:-2325億ドル、23年10月:-665.64億ドル)
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