フェイスネットワーク<3489>は14日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比87.2%増の131.21億円、営業利益が8.04億円(前年同期は6.47億円の損失)、経常利益が4.97億円(同8.57億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.74億円(同6.17億円の損失)となった。
同社グループは城南3区を中心に、新築一棟RCマンション「GranDuo」シリーズ及び高級レジデンス「THE GRANDUO」、高級RC戸建邸宅「THE GRAN HAUS」の開発を推進し、商品力の強化に積極的に取り組んだ。また、物件価値の向上に注力する中で、同社が開発する物件のデザイン性・居住性が高く評価され、5物件において「2024年度グッドデザイン賞」を受賞した。併せて、環境認証対応物件の開発も継続的に推進しており、自社開発物件「GranDuo下北沢14」が建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」の評価認証を取得し、同社開発物件として初となる「ZEH-M Oriented」の認定を受けた。
不動産投資支援事業の売上高は前年同期比94.0%増の124.76億円、セグメント利益は6.82億円(前年同期は7.16億円の損失)となった。不動産商品9件、建築商品5件を販売した。
不動産マネジメント事業の売上高は同11.2%増の6.44億円、セグメント利益は同77.2%増の1.22億円となった。管理戸数が堅調に増加したことから、増収増益となった。
2025年3月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比48.1%増の330.00億円、営業利益が同105.7%増の43.00億円、経常利益が同124.1%増の40.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同186.2%増の27.00億円とする期初計画を据え置いている。
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