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米国株見通し:弱含みか、FRB議長解任の思惑で混乱も

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(13時30分現在)

S&P500先物      5,267.00(-45.75)
ナスダック100先物  18,230.75(-150.00)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は318ドル安。米金利高に振れ、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

17日の主要3指数はまちまち。ナスダックは3日続落、S&Pは3日ぶり反発、ダウは前日比527ドル安の39142ドルと比較的大きく下げた。この日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想を大きく下回り、景気減速懸念を強めた。業績悪化のユナイテッドヘルス・グループが急落し、相場を下押し。一方、利下げに慎重な姿勢を示したパウエル連邦準備制度理事会(FRB)更迭をめぐる憶測が広がり、積極的に買いづらい状況となった。

本日は弱含みか。17日のフィラデルフィア連銀製造業景気指数が改めて材料視されれば、景気の先行き不透明感から引き続き売りが出やすい。ただ、ユナイテッドヘルス・グループの売りが一巡すれば買戻しが入り、相場を支える可能性もあろう。また、材料難のなか割安感に伴う調整の買いも期待される。一方、FRB議長の更迭の観測は市場の混乱を招く要因になりかねず、強い売り要因に。米中貿易交渉の行方も現時点で不透明のため、買いは抑制されそうだ。

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