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プレサンス、7期連続の2桁増益で過去最高を更新 

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2017年5月26日に行われた、株式会社プレサンスコーポレーション2017年3月期決算説明会の内容を書き起こしでお届けします。IR資料

売上高・経常利益・当期純利益の推移

土井豊氏:管理部門を担当させていただいている土井です。よろしくお願いいたします。

売上高・経常利益・当期純利益の推移をグラフ化しています。安定的に右肩上がりのトレンドを作っています。

前期の着地の数字においても同じトレンドで、今期目標としている予想数値に関しても、同じ様なトレンドで数字を作ることができています。

連結要約損益計算書

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連結要約損益計算書です。2017年3月期の実績は売上1,010億円、営業利益156億円、経常利益154億円、当期純利益105億円となっています。

当初の売上予想1,008億円に対して1,010億円。営業利益予想154億円に対して156億円。経常利益予想150億円に対して154億円。当期純利益103億円に対して105億円で着地しています。

ほぼ予想を少し上回るぐらいのところで、計算されたかのように着地させていますが、右側の列に今期の予想数値を記載させていただいています。

売上高が前期比25.2パーセント増の1,265億円、営業利益が17.0パーセント増の183億円、経常利益が15.6パーセント増の178億円、当期純利益が15.7パーセント増の121億円と今までのトレンドよりも少し高めに予想数値を設定させていただいてます。

この要因は、現在私どもが扱っているワンルームマンションおよびファミリーマンションの販売が好調のためともう1つ、大型物件の大阪市内でやっているタワーマンションの引渡しが今期第4クォーターに行われるということで、こちらの販売も順調に進んでいる結果、これまでのトレンドよりも若干上目で、ある程度ゆとりを持って着地できる読みをしています。

マンション販売事業における主な販売実績

プレサンス、7期連続の2桁増益で過去最高を更新 

マンション販売事業の実績です。前期(2017年3月期)の実績は、ワンルームマンションの販売戸数1,892戸、ファミリーマンション1,544戸、一棟販売900戸、合計4,366戸のマンションの引渡しを終えています。

これに対して、戸数ベースで今期の予想は入れていないのですが、前期の売上ベースと比較すると、前期ワンルームマンションの売上324億円に対して、今期の予想が292億円。前年同期比90.2パーセントと少なめに設定しています。戸数ベースで直すと1,700戸台ぐらいになってくると思います。

ファミリーマンションが前期504億円の売上に対して、今期予想が665億円。戸数ベースで直すと1,700戸台になろうかと思います。

一棟販売に関しましては、前期119億円の売上に対して193億円。約1,200戸台の引渡しを予想しています。合計で前期比124パーセントの売上アップを見込んでいます。

連結要約貸借対照表

プレサンス、7期連続の2桁増益で過去最高を更新 

連結要約貸借対照表要約です。販売用不動産および仕掛販売用不動産の合計が1,364億円。これが今期以降の売上につながる原資となるのですが、この中から仕入れている土地代だけを抜き取って、戸数に換算したものが27ページの数字になります。

2017年3月期 棚卸資産(取得済用地)の状況

プレサンス、7期連続の2桁増益で過去最高を更新 

現在仕入れが済んでいる仕掛販売用不動産あるいは完成在庫も含めた土地の代金が788億6,100万円になるわけですが、これを戸数換算に直すと、1万4,094戸分の土地の仕入れができています。

タイプ別に直すと、ワンルーム5,103戸、ファミリーマンション5,850戸、一棟販売1,961戸、ホテル販売1,180戸です。

これは前回、前々回と同じように、今期を含めた3期分の数字を増益で作っていくだけの土地の収益が終わっているということを示しています。

一番下の数字になりますが、それぞれ前期の1クォーター、2クォーター、3クォーター終了時点での土地の仕入れが済んでいる数値を示しています。

前期1クォーター終了時点で仕入れていた土地が616億円、2クォーター終了時点で642億円、3クォーター時点で756億円、そして今回788億円と順調に売上および利益をあげるだけの仕入れが進捗していることを示せていると思います。

2017年3月末時点の受注残高(契約残高)の内訳

プレサンス、7期連続の2桁増益で過去最高を更新 

2017年3月末時点の受注残高(契約残高)の数字を示しています。受注残高はワンルームマンション783戸、ファミリーマンション2,056戸、一棟販売1,244戸、ホテル販売501戸で合計4,584戸分。金額に直すと1,190億円分の受注がすでに取れている状況です。

この受注は今期引渡分とそれ以降の引渡分も含まれていますので、今期とそれ以降で割ったものが右側(水色の枠)の数字です。

合計戸数が3,404戸、3月末時点で売上ベースで834億円分の受注が取れている状況です。下の表は、今期の目標予想数値と比較した進捗を示しています。

一番右の列ですが、ワンルームマンションでは3月末時点で年度計画の45.2パーセントの契約が済んでいる状況です。ファミリーマンションは76.5パーセント。一棟販売が85.6パーセント。ホテル販売は100パーセント。合計で年度目標に対して70パーセント強の受注が取れている状況です。

去年の3月末時点は65パーセントほどの進捗でした。去年よりも若干上回った進捗で受注が取れている状況です。

配当予想

プレサンス、7期連続の2桁増益で過去最高を更新 

今期の配当予想ですが、上期で12円50銭、下期で12円50銭、合計で25円の配当を予想させていただいています。

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