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リンモチ、1Qは過去最高益を更新 組織開発Divがけん引

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2017年8月24日に行われた、株式会社リンクアンドモチベーション2017年12月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお届けします。IR資料

連結損益計算書 (実績 前年比)

小笹芳央氏:こちらが連結のPLでございます。第1四半期に引き続きまして、過去最高の業績となった前年実績を上回り、売上収益および各段階利益で過去最高を更新することができました。

とくに、収益性の高い組織開発Divが業績をけん引しまして、個別開示項目前営業利益・営業利益は、前年比で大幅増。それぞれ前年比は(個別開示項目前営業利益が)119.3パーセント、(営業利益が)118.9パーセントとなっております。

一方、前年より税率がやや上昇したために、当期利益は前年比増加。前年比103.7パーセントとなりました。

連結損益計算書 (実績 予想比)

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こちらが、計画予想比でございます。売上収益に関しては、予想値を僅かに下回りました。しかし、収益性の高い組織開発Divが、予想値を上回るペースで大きく進捗したので、個別開示項目前営業利益は、予想値を上回ることができております。

連結損益計算書 販売管理費 (実績 前年比)

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こちらが、連結の販売管理費でございます。グループ拡大を企図した採用強化にともなう、「②採用・研修・福利厚生費」は大幅に増加しております。

また、 東京統合拠点設立にともなう「③地代家賃」「④オフィス・システム経費」も増加しております。

「モチベーションクラウド」などの重点プロダクトの販売促進強化にともなう、「⑤販売関連費用」も増加しております。

一方で、管理人員の業務効率化にともないまして、「①人件費」の減少を受けまして、 結果としては「販売管理費」全体で、前年比で107.0パーセントとなっております。

セグメント別 売上収益・売上総利益 (実績 前年比)

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こちらが、Div別の売上収益および売上総利益の結果でございます。まず、資料上段の組織開発Div(青色の部分)でございます。こちらは「コンサル・アウトソース事業」の好業績に加えまして、「イベント・メディア事業」の堅調な業績推移を受けました。売上収益で前年比116.2パーセント、売上総利益で前年比113.2パーセントと、大幅増となりました。

資料中段の、個人開発Div(黄色の部分)でございます。こちらは「キャリアスクール事業」の堅調な業績推移を受けまして、売上収益では前年比102.6パーセント。売上総利益では100.1パーセントと、微増となっております。

資料下段のマッチングDivでございます。こちら「人材紹介・派遣事業」の好業績に加えまして、「ALT配置事業」の堅調な業績推移を受けまして、売上収益では前年比で107.2パーセント。売上総利益は前年比で111.9パーセントの大幅増となりました。

組織開発Div 事業別 プロダクト売上収益 (実績 前年比) ①・②

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続きまして、各Div別の事業別と、プロダクト別の売上収益でございます。

「①コンサル・アウトソース事業」は、働き方改革をきっかけとした営業力強化研修・管理職強化研修などを含む「パッケージ」「コンサルティング」が伸長したこと。

それに加えて、重点商品「モチベーションクラウド」の販売好調により、「会員・データベースサービス」が大きく伸長いたしました。結果としまして、売上収益では前年比110.8パーセント。売上総利益で前年比115.6パーセントの、大幅増となりました。

「②イベント・メディア事業」でございます。こちらはコンサル・アウトソース事業の「パッケージ」から派生する研修イベントに加えまして、IR系メディア制作などが伸長いたしました。売上収益は前年比で124.1パーセントの大幅増。一方研修イベントは、原価率の高いプロダクトでありますので、前年比で100.5パーセントの微増となっております。

個人開発Div 事業別 プロダクト売上収益 (構成比 前年比) ③・④

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続きまして、個人開発Divでございます。

「③キャリアスクール事業」は、「Office」から市場成長性の高い「プロシリーズ」への移行が順調に進捗したことに加えまして、「国家試験」「公務員」の伸長および、新たに「ロゼッタストーン」ブランドの「英会話」がラインナップに加わりました。

その結果、売上収益は前年比102.4パーセント。売上総利益は前年比100.9パーセントの微増となりました。

「④学習塾事業」は、校舎数の増加にともないまして、売上収益は前年比増。一方で、新校舎設立にともないまして、教室運営人員が増加したことを受け、売上総利益は前年比減となっております。

マッチングDiv 事業別 プロダクト売上収益 (実績 前年比) ⑤・⑥

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続きまして、マッチングDivでございます。

「⑤ALT配置事業」は、日本の公教育における「英語教育」の拡大加速を捉えることで堅調に推移し、売上収益で前年比106.4パーセント。売上総利益は、前年比109.5パーセントと増加いたしました。

「⑥人材紹介・派遣事業」でございます。こちらは、小売サービス業界を中心とした人材不足を背景に「販売職派遣」 が好調だったため、売上収益は前年比で112.3パーセントの大幅増でした。

また「動員・紹介」におきまして、利益率の高い「新卒紹介」が大きく伸長したことを受け、売上総利益は前年比136.1パーセントの大幅な増加となりました。

連結貸借対照表(実績 前年比)

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こちらが、連結貸借対照表でございます。

資産につきましては、インキュベーション先企業の好調にともなう投資有価証券の価値向上に加えまして、 統合拠点設立にともなう固定資産の取得により増加。増価額は56億4,400万円でございます。

負債につきましては、上記の資金需要を借入金で補ったために、増加しております。増価額は38億7,600万円でございます。

また純資産は、投資有価証券価値の増加や当期純利益の計上等によりまして、増加しております。増価額は17億6,700万円となっております。

業績予想の上方修正

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こちらは、業績予想でございます。収益率の高い組織開発Divの業績進捗が、順調に推移したので、売上収益および各段階利益の業績予想を上方修正いたします。売上収益およびすべての各段階利益におきまして、過去最高を更新する予想でございます。

2017年度12月期 売上収益・個別開示項目前営業利益 進捗計画

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年間の業績予想を上方修正したことにともない、進捗計画についても修正させていただきました。赤い文字が売上収益、青い数字が個別開示項目前営業利益になります。

増配のお知らせ

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続きまして、増配の予定でございます。第3四半期より、四半期配当額を増配予定でございます。

一株当たり1.5円から1.6円に増配いたします。これによりまして、2016年通年で一株当たりの年間配当額が5.3円だったものが、2017年は6.2円に増加することになります。

2017年第2四半期配当予定につきましては、予定どおり、一株当たり1.5円の配当を9月25日に実施予定でございます。

配当金 推移

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2011年以来、6期連続の増配という予定になりました。引き続き、高い利益還元姿勢を継続してまいりたいと考えております。

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