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【第3回】『変動金利が上がったら借り換えよう』はNG!失敗する可能性大の理由とは?

現在、住宅ローンを新しく申し込む人が、最も多く利用しているのは変動金利型です。住宅金融支援機構の調査(『民間住宅ローン利用者の実態調査(2015年5月・6月期)』)によると、新規申し込みのうち、38.4%と4割近くの人が変動金利型を選択しています。

また、住宅金融支援機構「2014年度民間住宅ローン借換の実態調査」によると、住宅ローンの借り換えで変動金利型を選んでいる人は37.6%となっています。

このように変動金利型が選ばれているのは、メガバンクの中に、2015年8月3日時点で、0.775%と低い金利を出しているところがあったりと、一般的に他の金利タイプと比べて金利が低いというのが大きいのではないでしょうか。下記の借り換えをした理由を見てみても、「金利が低くなるから」「返済額が少なくなるから」が圧倒的に多くなっています。

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2013年11月から2014年10月の間、住宅ローンの借り換えをした人の理由の内訳(複数回答可。住宅金融支援機構「2014年度 民間住宅ローン借換の実態調査」より)

「今後の金利上昇や毎月の返済額増加が不安になったから」「変動金利に移行するのが不安だったから」という理由を挙げている人もいますが、少数派にとどまっています。さらに、第1回目『今後、金利上昇は免れない!? 住宅ローンの借り換えは最後のチャンス?』で詳しく解説したように、早ければ来年の2016年から金利が上昇する可能性が考えられるにも関わらず、金利上昇に対して不安を感じている人はそれほど増えていません。これはいったい何故なのでしょうか?

ファイナンシャルプランナーのところに住宅ローンの相談に来る人に聞くと、変動金利型を借りている人は、「金利が上昇する直前に、変動金利型から固定金利型に借り換える」ということを考えているケースが多いようです。

変動金利型の金利が上昇するギリギリまで待ち、なるべく低金利の恩恵を受けようという『作戦』です。金融機関にもよりますが、変動金利型で申し込んでも、翌月から他の金利タイプの住宅ローンに借り換えることも可能です。

そのため、変動金利型の金利上昇が始まってから、借り換えても間に合うだろうと考えているわけです。さらにいうと、変動金利型を借りる際、金融機関から、「金利が上昇するギリギリまで待って借り換える」ということができると聞いている人もいるようです。

しかし、この作戦は現実的ではありません。なぜなら、変動金利型の金利よりも、長期の固定金利型の金利の方が、何カ月も前に上昇する可能性が高いからです。その理由を解説していきましょう。

Next: なぜ固定金利型の金利の方が、先に上がる可能性が高いの?

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