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需給面や価格面で手掛けやすい銘柄等に短期資金が集中【クロージング】

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28日の日経平均は小動き。1.38円安の22270.39円(出来高概算14億株)で取引を終えた。米中貿易摩擦への警戒から模様眺めムードの強い相場展開が続く中、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行した。しかし、前場半ばに付けた22038.40円が安値となるなど、引き続き22000円処での底堅さが意識されており、後場半ばには米株先物の強い動きなども手掛かりに上昇に転じる局面もみられた。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは原油相場の上昇を背景に鉱業が上昇率トップ。その他、金属製品、ゴム製品、非鉄金属、輸送用機器、電気機器、海運が小じっかり。半面、空運、その他金融、保険、医薬品、情報通信が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>が重石となる一方で、ファーストリテ<9983>が下支えとなった。

日経平均は底堅さが意識されるものの、5日線に上値を抑えられる格好から、じりじりと下値を切り下げる形状をみせており、テクニカルシグナルは悪化傾向にある。明日は週末要因からポジション調整的な買い戻しは意識されるものの、オーバーウィークを意識した積極的なロングポジションは入りづらいだろう。そのため、テクニカル的な反発は意識されたとしても、トレンド転換は期待しづらく、こう着感の強い相場展開が続きそうである。

物色は株主総会を手掛かりとした個別対応のほか、個人主体の中小型株においても、物色に広がりはみられず、需給面や価格面で手掛けやすい銘柄等に短期資金が集中する格好になりそうだ。(村瀬智一)

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