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タナベ経営 Research Memo(4):無借金経営で手元キャッシュも潤沢、財務内容は良好

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■業績動向

3. 財務状況と経営指標
タナベ経営<9644>の2018年3月期末の総資産は前期末比272百万円増加の12,804百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では売上高の伸びにより現預金及び有価証券が309百万円増加し、固定資産では投資有価証券が時価評価洗い替えにより40百万円減少した。長短合わせた現預金及び有価証券は269百万円増加の8,691百万円となり、総資産に占める比率は67.9%となっている。

負債合計は前期末比39百万円減少の2,369百万円となった。流動負債では未払金が27百万円、前受金が21百万円増加した一方で、買掛金が48百万円、未払法人税等が79百万円減少した。固定負債ではリース債務が13百万円、役員退職慰労引当金が10百万円増加した。また、純資産は前期末比312百万円増加の10,434百万円となった。当期純利益675百万円の計上及び配当金の支払額346百万円により、利益剰余金が328百万円増加した。

自己資本比率は81.4%と引き続き80%以上を維持しており、有利子負債もないことから、財務内容は極めて良好な状態が続いていると判断される。また、収益性についても営業利益率で前期比0.1ポイント、ROAで同0.2ポイント上昇するなど着実に向上している。ROEの水準が6.6%と上場企業平均と比べてやや低いが、これは同社がコンサルティング企業として、堅実経営を基本方針としていることが要因と考えられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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