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NAFTA継続は困難な状況に

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 北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡る米国とカナダの2国間協議は8月31日までの期限内に合意することができなかったことから、9月5日に交渉を再開することになった。ただし、トランプ米大統領は1日、「NAFTAにカナダをとどめる必要はない」、「議会は通商協議に干渉すべきでない」との見方を示した。トランプ大統領はメディアとのインタビューで、「カナダと合意する場合は米国の条件をすべて受け入れたものになる」との見方を伝えていたことが判明し、米国とカナダの貿易協議でカナダ側の合意を得ることは大変難しくなったとの見方が広がっている。

 市場関係者の間からは、「米国、カナダ、メキシコの3国間の自由貿易体制は崩壊しつつある」、「米国がそれを望んでいるように思える」との声が聞かれている。今週5日に再開される米加貿易協議の結果を確認する必要はあるものの、カナダが自国にとって有益ではない貿易協定に合意することは考えにくい。NAFTA存続に対する懐疑的な見方が強まり、カナダドルは弱含みとなっているが、米国とカナダによる二国間の自由貿易協定が新たに締結されるとの見方が広がった場合、リスク回避的なカナダドル売りは縮小するとみられる。

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