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大幅続落で昨年9月下旬以来の安値水準【クロージング】

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20日の日経平均は大幅続落。595.34円安の20392.58円(出来高概算18億2000万株)で取引を終えた。FOMC(連邦公開市場委員会)の結果を受けた米株安の流れから売り先行で始まった日経平均は、3月安値は射程に入っていたものの、後場に入り一段と下げ幅を広げ一時20282.93円と昨年9月下旬以来の安値水準まで下落した。日銀の金融政策決定会合では、現行の大規模金融緩和策の維持を決めた。景気の現状判断の「緩やかに拡大している」との見方も据え置いた。予想通りの内容となる中、市場の下落基調を抑える一因にはならなかった。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が2000を超える全面安商状に。セクターでは電力ガスのみが上昇し、32業種が下落。海運が5%を超える下落となったほか、証券、倉庫運輸、機械、電気機器、ガラス土石、非鉄金属の弱さが目立つ。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ユニファミマ<8028>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、TDK<6762>、東エレク<8035>が重石に。

日経平均は年初来安値を更新し、昨年9月下旬以来の安値水準を付けた。パニック的な下げではなく、じりじりと下げ幅を拡大させる状況が続いており、なかなかセリングクライマックスといった見方も感じられない状況である。市場参加者の感覚としては日経平均の2万円割れがコンセンサスになりやすく、押し目狙いの買いも入りづらい状況である。

また、マザーズ指数は5%を超える下落となり、10月30日安値にあと10Pt程度に迫ってきている。ダブルボトム形成となれば自律反発狙いの流れも期待されるところではあるが、ソフトバンク<9434>の公開価格割れで個人投資家の需給状況は一段と悪化していることもあり、戻り売り圧力は強そうである。サンバイオ<4592>が一時10%を超える下落となるなど、これまで強い値動きをみせていた銘柄等の下げがきつく、参加者が限られている状況の中でも、リスク回避の流れが継続している。

年内受け渡しベースでは21日と25日の2日間となっており、この両日で換金売り等も強まりやすく、押し目狙いの動きも実質新年度相場入りとなってからになりそうだ。

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