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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米FRB議長発言や米朝会談を注視

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26日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想したい。米中通商協議の合意観測から円売り基調は継続。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会言は慎重姿勢が織り込まれ強いドル売り材料にはなりにくいが、米朝首脳会談への警戒は
広がろう。

前日の欧米市場で、米中通商協議におけるトランプ政権の中国に対する融和的な姿勢を受け、合意に近づいているとの期待から円売り基調が継続。米国株高や米10年債利回りの上昇を受け、ドル・円は111円台を回復し、2月14日高値を上抜け、一時111円24銭まで強含んだ。その後は200日移動平均線に上昇を阻止され失速。本日のアジア市場で序盤は111円台を維持していたが、日本株や欧米株式先物の軟調地合いで円売りが巻き戻され、ドル・円は110円台に値を下げた。

今晩の取引では、パウエルFRB議長の半期議会証言(上院銀行委員会)が注目される。前週末に公表された金融政策報告書から引き締め姿勢軟化の可能性が広がっており、同議長の証言内容はハト派寄りの内容になるとの見方が織り込まれつつある。このため、強いドル売り材料にはなりにくく、利上げに含みを残すような見解が示されれば、ドルの買い戻しに振れそうだ。一方、明日からベトナム・ハノイで開催される2回目の米朝首脳会談が意識されやすい。朝鮮戦争終結の憶測も流れるなか、在韓米軍の撤退で東アジアの地政学リスクに思惑が広がれば、長期的な円買い材料になるだろう。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 英・1月銀行協会住宅ローン承認件数(予想:38441件、12月:38779件)
・19:00 カーニー英中銀総裁らが議会財政委員会で証言(インフレ報告関連)
・22:30 米・12月住宅着工件数(予想:125.6万戸、11月:125.6万戸)
・22:30 米・12月住宅建設許可件数(予想:129.0万戸、11月:132.2万戸)
・23:00 米・12月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.4%、11月:+0.4%)
・23:00 米・12月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+4.50%、11月:+4.68%)
・23:45 パウエル米FRB議長が半期議会証言(上院銀行委員会)
・24:00 米・2月消費者信頼感指数(予想:124.9、1月:120.2)
・24:00 米・2月リッチモンド連銀製造業指数(予想:5、1月:-2)
・03:00 米財務省7年債入札(320億ドル)



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