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米国株見通し:米中、欧州絡みの懸念でリスク回避ムード広がりやすい

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S&P500先物       2832.75(-24.75) (20:15現在)
ナスダック100先物  7343.75(-86.25) (20:15現在)

 20時15分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は220ドル安程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.90ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、23日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。

 米トランプ政権が中国の監視カメラ最大手についても米企業による取引の制限を検討しているとの報道のほか、米企業などに対し中国製ドローンの使用について情報流出の恐れを警告していたことが分かり、米中通商摩擦の激化懸念が再燃。また、英国の合意なきEU離脱の可能性が高まり、欧州議会選挙でのEU懐疑派躍進への警戒感も強く、リスク回避ムードが広がりやすい状況にある。NY原油先物は、米国原油の在庫増や生産量拡大、ユーロ安による割高感で軟調推移が見込まれる。

 本日発表となる米国の経済指標は、先週分新規失業保険申請件数、5月製造業PMI速報値、5月サービス業PMI速報値、4月新築住宅販売件数。失業保険申請件数はほぼ前回並の水準が予想され、労働市場の改善継続が示されよう。PMIは前回を上回ると予想され、下げ止まりから反発が見込まれる。新築住宅販売件数は、前回までの3カ月連続の増加からやや鈍化するとの予想だが、緩やかな回復期待は継続しそうで、株式市場にはポジティブな材料となりそうだ。決算発表は、ベストバイ、クラフト・ハインツ、HPインク、ヒューレット・パッカード・エンタープライズなどが予定されている。

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