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萩原電気HD Research Memo(1):自動車業界向けが売上高の約90%を占める半導体・電子機器商社

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■要約

萩原電気ホールディングス<7467>は名古屋を地盤とする半導体、電子部品の商社である。売上高の約90%が自動車業界向けで、トヨタ自動車<7203>グループを主要顧客に持つ。近年はソリューション事業の伸長が著しい。

1. 2019年3月期連結業績(実績)
2019年3月期の連結業績は、売上高が119,021百万円(前期比6.0%増)、営業利益が4,319百万円(同19.0%増)、経常利益が4,275百万円(同19.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が2,806百万円(同10.4%増)となった。FA・産業機器関連企業の生産が堅調に推移したことに加え、先進運転支援システム関連や安全関連等の需要増があり、前期比19.0%増の2ケタ増益となった。

2. 2020年3月期連結業績(予想)
進行中の2020年3月期の連結業績は、売上高124,000百万円(前期比4.2%増)、営業利益4,200百万円(同2.8%減)、経常利益4,120百万円(同3.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2,720百万円(同3.1%減)が見込まれている。米中間の貿易戦争の行方など不透明感が強いため、堅めの予想となっている。しかし主要顧客での先進運転支援システム関連等への投資は引き続き堅調に推移する見込みであり、現在の予想が上方修正される可能性はありそうだ。

3. 自動車の電子化、各種自動化の恩恵を受け成長余力は高い
同社は単なる商社機能だけでなく、提案力・開発力を生かして企業付加価値を高めている。中長期的にも主要顧客であるトヨタグループのハイブリッド車生産増の恩恵、自動車の各種自動化(自動運転、自動ブレーキ等)の進化、さらには製造現場におけるIoTやM2Mの浸透などにより、さらに大きく成長する可能性を秘めている。

■Key Points
・自動車業界向けが約90%を占める半導体商社。ADASやIoT関連にも展開
・2020年3月期は減益予想だが、堅めの予想のため、上方修正の可能性も
・中期経営計画の目標は2021年3月期に売上高1,300億円、営業利益43億円、ROE8.5%以上

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


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