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東京福祉大学「消えた留学生」を裏から斡旋?外国人を食い物にする4つの団体が判明=山岡俊介

3年間で約1,600名もの留学生が所在不明になっていた東京福祉大学。その裏では大量の留学生を「斡旋」する4つの団体が暗躍しているとの情報が寄せられてきた。(『アクセスジャーナル・メルマガ版』山岡俊介)

※本記事は有料メルマガ『アクセスジャーナル・メルマガ版』2019年7月8日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:山岡俊介(やまおか しゅんすけ)
1959年生まれ、愛媛県出身。神奈川大学法学部卒。零細編集プロダクションに2年半在籍し、29歳で独立。91年『週刊大衆』の専属記者を務めながら『噂の真相』『財界展望』などを中心に記事執筆。主な著書に『誰も書かなかったアムウェイ』『アムウェイ商法を告発する』(以上、あっぷる出版社)、『銀バエ実録武富士盗聴事件』(創出版)、『福島第一原発潜入記 高濃度汚染現場と作業員の真実』(双葉社)など。

報酬は学費の25%?大量の留学生を引き入れてカネを稼ぐ組織

金儲けのため?4年間で留学生は9倍に

3年間で約1,600名もの留学生が所在不明になっていた「東京福祉大学」(00年開学。群馬県伊勢崎市。東京と名古屋にもキャンパス)――同大の外国人留学生の数は2014年5月時点では596名に過ぎなかったが、15年1,403名、16年3,000名、17年3,733名、18年51,331名と、4年間で約9倍にも急増

これほど急増したのは、定員制限のない非正規の「研修生」を大量に受け入れたためで、ともかく多くの人数を大学生にすれば、1人当たり年60万円以上の授業料が入るという金儲けのためだったと見られる。

同大創業者で元総長の中島恒雄氏(72)は、派遣の女性教員を「正社員にしてやる」などといって口説き、当時の総長室で強制わいせつ行為に及び08年逮捕。2年の実刑判決を受けて服役した過去がある。

一方の留学生の方は、日本語学校から早く大学に進学し同校の専門である福祉分野で働きたいという者もいたのだろうが、多くは不法就労の隠れ箕にしていたようだ。

文部省は、研究生の新規受け入れを当面見合わせるよう指導し、私学助成金の減額不交付も検討するとしている。

大量の留学生を斡旋(あっせん)している者がいる?

そんななか、本紙に「東京福祉大学 教務課」名で、1枚のファックスが送られて来た。6月25日のことだ。

同文書によれば、大学が指弾されるのは当然ながら、しかしその背景には大量の留学生を「斡旋」する者がおり、暗躍しているが、まったく表面化していないという。

そして、この闇の世界も正常化しなければ意味がないと結んでいる。

そして、もう1枚、その「斡旋」する者の名刺もファックスして来た。

本紙で調べたところ、決してデタラメなものとも思えないと判断したので、イニシャルながら、その4団体につき指摘しておく。

生徒を送り込んでいる日本語学校

まず、東京福祉大学に多くの生徒を送り込んでいるとみられる日本語学校から。

資本関係はないものの、東京福祉大学とグループを形成するSという学校が池袋にある。

そもそもは福祉関係の専門学校が主体だったが、少子化の影響もあり他の専門学校や大学との競争が激化するなか、留学生の入学定員の増員を図った結果、近年の学生総数約1,300名の内700名以上が外国人留学生で、日本語学科に入学している。学費は2年トータルで120~160万円

確かに、今回のFAX文書のように、これで学費の25%の報酬を得られるならうまい商売だ。

FAXされて来たこの学校法人Sの名刺は、教務課(留学生担当)の「符」という中国人のものだった。

Next: 外国人留学生を受け入れる進学塾Kとは?行方不明になった彼らはどこへ…

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