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方向感掴みづらいがリバウンドを意識したスタンス【クロージング】

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11日の日経平均は反発。110.05円高の21643.53円(出来高概算11億4000万株)で取引を終えた。小幅に反発して始まった日経平均は、寄り付き直後に21532.57円と小幅に下げに転じる局面もみられた。しかし、21500円処での底堅さが意識される中、ETFの決算に伴う売り需要のピークが通過したこともあり、短期筋のショートカバー等から21600円を回復。為替市場では1ドル107円台後半と円高を嫌気する見方もされていたが、後場は狭いレンジながらも21600円を上回っての推移が続いた。もっとも、売買代金は8営業日連続で2兆円を下回っており、参加者が増えない中で方向感の掴みづらい相場展開である。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、携帯モードに特化した「Nintendo Switch Lite」の発売決定を発表した任天堂<7974>が強い動きだったことから、その他製品が4%を超える上昇。鉱業、水産農林、倉庫運輸、石油石炭、その他金融、パルプ紙が上昇。一方で保険、輸送用機器、証券、機械、非鉄金属が小安い。

日経平均は21500円処での底堅さが意識される中、5日線を挟んでのこう着が続いた。米国では、パウエルFRB議長証言によって今月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げは確実視されており、FOMCに向けてこれを織り込む流れが続きやすいだろう。本日の値動きをみると薄商いとは言え底堅さが意識されており、FOMCでの波乱警戒も後退しているだろう。また、ETFの決算に伴う分配金捻出のための売り圧力がピークを通過したこともあり、リバウンドを意識したスタンスになろう。

また、注目された安川電<6506>の通期決算だが、2019年2月期の営業利益は497億円と計画(530億円)を下回っている。今期は6.6%減の465億円を計画しているが、コンセンサスが430億円程度であり、いったんアク抜けが意識されそうである。

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