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危機感なくダラダラと値を下げる相場展開に【クロージング】

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18日の日経平均は大幅に続落。422.94円安の21046.24円(出来高概算12億8000万株)で取引を終えた。大引け間際には一時20993.44円まで下げ幅を広げており、6月18日以来の21000円を割り込む局面もみられた。17日の米国市場では、トランプ大統領が追加関税を示唆したことで中国が反発、米中貿易摩擦を巡る先行き懸念が強まる中、NYダウは100ドルを超える下落に。円相場は1ドル107円台半ばと円高に振れて推移していることも重石となり、日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の展開となった。支持線として意識されていた25日線、75日線を割り込んだ日経平均は、その後もじりじりと下げ幅を広げており、後場に入り一段安となっている。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が2000を超えており、全体の9割を占める全面安商状。セクターでは東証33業種全てが下げており、石油石炭、倉庫運輸、鉱業、繊維、海運、水産農林、パルプ紙、証券、電気機器の弱さが目立っている。指数インパクトの大きいところでは、225銘柄中、221銘柄が下げており、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、京セラ<6971>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>が重石となった。

米株安の中で日経平均は支持線を割り込んでくることは想定されていたが、その後の下落幅の拡大は想定外といったところである。出来高は12億株台、売買代金は2.1兆円と辛うじて2兆円を上回った程度であり、一気にポジションを圧縮するといった狼狽売りではなく、模様眺めムードが強く、指値状況が薄い中で、断続的なインデックス売りに押された格好であろう。今後は国内でも決算シーズンとなるため、より様子見姿勢が強まりやすくなることから、不安定な相場展開が続きそうである。

また、テクニカル的には日経平均は25日、75日線の支持線を割り込み、目先は21000円の攻防といったところである。一目均衡表では雲下限に接近しており、雲下限が位置する20850円近辺が支持線として意識されやすい。一方で、これを明確に割り込んでくるようだと、6月安値の20300円割れが警戒されてくる。明確なボトム形成が見られず、商いも膨らみづらい需給状況の中、危機感なくダラダラと値を下げる相場展開に向かいやすいところである。

積極的にポジションを取りづらい中では、決算等を手掛かりとした短期的な値幅取り狙いの売買が中心となり、日替わり的な売買にとどまりそうである。明日は週末要因から自律反発狙いの動きも期待しづらく、オーバーナイトのポジションを取りに行く参加者も限られる中、不安定な相場展開が続きそうである。


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