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原油価格の変動要因はなにがある?~もっと知りたい商品先物取引

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みなさんこんにちは!フィスコマーケットレポーターの高井ひろえです。今回のコラムでは基本的な原油価格の価格変動要因と原油価格の最近の動向についてお伝えしていきます。価格は需要と供給の関係で成り立ちます。まず供給に影響を与える要因についてお伝えします。

■原油価格に影響を与える供給要因
まず、中東などの主な原油の産地で地政学リスクが生じたときです。最近の具体例としては、サウジアラビアの石油施設がドローンによる攻撃を受けました。こういった場合、供給不安が生じ価格は上がりやすくなります。

次に、石油輸出国機構(OPEC)が団結して生産調整を行うときです。これには、原油価格を調整し原油の輸出国の利益を守る目的があります。

また、米国・カナダ・ブラジルなどOPECに加盟していなくても原油生産量の多い国の生産動向も価格に影響します。

そして、米国エネルギー情報局が毎週発行するWeekly Petroleum Status Reportで米国の原油やガソリン在庫が増減したとき。さらに米国における天候の動向、具体的にはハリケーンや豪雪、猛暑などの天候異動も要因として挙げられます。なぜなら米国は世界最大の原油消費国だからです。

■原油価格に影響を与える需要要因
次に、需要に影響を与える要因についてお伝えします。まず、景気が回復・悪化しているときです。景気がいいと工場の動きが活発になるなど原油需要の増加につながりますし逆のことも起こります。また、中国やインド、将来はアフリカ諸国の自動車所有が増える動きも要因として挙げられます。

■原油価格は上昇基調
それでは実際、最近の原油価格はどのような動きになっているのでしょうか。東京商品取引所(TOCOM)の先物市場にて原油価格(2020年3限月)は10月4日につけた安値34,200円(1キロリットルあたり)を起点として上昇基調を強め、足元の10月28日に38,890円をつけました。

■最近の上昇の背景
このように上昇している背景のひとつに、石油輸出国機構(OPEC)減産拡大見通しがあります。前に説明しました供給要因のひとつですね。関係筋によると、OPECと非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は12月の会合で、協調減産の拡大を検討する見通しだと報道されています。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ


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