欧州市場でドル・円は底堅く推移し、足元は109円付近でのもみ合い。欧州株は軟調、米株式先物は弱含み、全般的にドル売りに振れている。それを受けたクロス円の持ち直しがドル・円を小幅に押し上げたようだ。
18時半に発表された英国の国内総生産(GDP)など経済指標はいずれも予想を下回る低調な内容となり、減速懸念でポンド売りに振れた。ただ、ドル売り地合いのため下げは小幅にとどまった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円94銭から109円03銭、ユーロ・円は120円12銭から120円26銭、ユーロ・ドルは1.1021ドルから1.1033ドルで推移した。