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米追加利下げを巡る市場の思惑は次第に強まる可能性

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 トランプ米大統領は19日、「米政府が中国と通商問題で合意できなければ、対中関税を一段と引き上げる」と述べており、ニューヨーク市場ではこの発言を受けてリスク回避的なドル売りが観測された。トランプ大統領は前日(18日)、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長と会談し、マイナス金利などさらなる金融緩和を求める姿勢を示しているが、この件について市場関係者の間では「中国との通商協議は米国に都合の良い展開になっていない可能性があり、追加関税発動などの措置を検討しているのでないか?」との声が聞かれている。

 FRBに対する政治的な圧力はさらに高まる可能性があるが、FRBは「金融政策に関しては客観的で非政治的な分析に基づいてのみ決定する」との声明を発表している。現時点で12月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、追加利下げが決定される可能性は極めて低いとみられているが、米中通商協議に進展がみられない場合、米国経済の先行き不安は増幅され、追加利下げを巡る市場の思惑は次第に強まる可能性がある。

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