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後場に注目すべき3つのポイント~出遅れ感が目立っている中小型株に注視

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25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は大幅続伸、出遅れ感が目立っている中小型株に注視
・ドル・円は小じっかり、株高を背景に円売り先行
・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位は東エレク<8035>

■日経平均は大幅続伸、出遅れ感が目立っている中小型株に注視

日経平均は大幅に続伸。213.73円高の23326.61円(出来高概算5億1000万株)で前場の取引を終えた。先週末の米国市場の上昇というよりも、香港で24日投票が行われた区議会議員選挙で、民主派が圧勝する見通しとなったと伝えられたことが材料視された。民主派は区議選をデモの賛否を問う「住民投票」と位置づけられていたこともあり、民主派圧勝によってデモの鎮静化につながるとの期待が高まったようである。日経225先物はシカゴ先物清算値(23165円)を大きく上回り、23280円で寄り付くと、その後は23340円まで上げ幅を広げる局面もみられた。日経平均についても、前引け間際には23347.18円まで上げ幅を広げている。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは精密機器を除いた32業種が上昇しており、鉱業、鉄鋼、海運の上昇率が2%を超えたほか、非鉄金属、パルプ紙、石油石炭、保険、証券、機械の強さが目立つ。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、オムロン<6645>が堅調。一方で、バンナムHD<7832>、オリンパス<7733>、コムシスHD<1721>が小安かった。

日経平均は200円を超える上昇となったが、日中値幅としては50円程度であるほか、出来高も低水準であるため、日経平均の上昇ほど積極的な参加はしづらいところであろう。香港の区議会議員選挙では、デモ支持の民意が示されたが、区議会は地域にかかわる政策を政府に提言する機関で実質的な権限は大きくないため、様々な政府見解の撤廃などが進んでいくのかを見極めたいところであろう。初動反応としてはショートカバーを誘う格好となったが、さらに上値を買い上がる状況につながるかは見極めが必要なところである。

そのほか、米国では週後半に感謝祭の祝日を控えていることもあり、週を通じて商いは膨らみづらいところである。しかし、小幅ながらも日経平均は底堅い値動きが続いていることで、センチメントを明るくさせるだろう。そのため、ニュースフロー等で先物に振らされやすい需給状況ではあるが、物色としては相対的に出遅れ感が目立っている中小型株に、個人主体の資金が向かいやすいだろう。


■ドル・円は小じっかり、株高を背景に円売り先行

25日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株などの堅調地合いで円売りが先行し、ドルは108円後半の高値圏で推移した。

週明け25日の東京市場で、日経平均株価が前週末比200円超高となり円売りが先行。また、香港の区議会選で民主派圧勝を受けたハンセン指数の大幅高も円売りを支援。ドルは108円後半で小幅に値を上げた。

ランチタイムの日経平均先物は引き続き堅調で、日本株高継続への期待感から円売りに振れやすいようだ。また、上海総合指数や欧米株式先物もプラス圏で推移し、午後の取引も株価にらみの展開で円売りを誘発しやすい見通し。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円64銭から108円80銭、ユーロ・円は119円67銭から119円93銭、ユーロ・ドルは1.1017ドルから1.1024ドルで推移した。


■後場のチェック銘柄

・リブワーク<1431>、柿安本店<2294>など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます

・値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はソフトバンクG<9984>


■経済指標・要人発言

【要人発言】

・トランプ米大統領
「香港と立場を共にするが、貿易合意も望んでいる」
「香港に部隊派遣しないよう、習主席に警告した」
「米中通商合意が非常に近い可能性がある」
「米中交渉成立の判断はまだしていない」

・習近平中国国家主席
「中国と米国、誤った判断を避けるため戦略的な問題で対話を強化すべき」
「中国と米国、両国関係を正しい方向へ発展させるべき」

【経済指標】

米・11月製造業PMI速報値:52.2
(予想:51.4、10月:51.3)

米・11月サービス業PMI速報値:51.6
(予想:51.0、10月:51.0←50.6)

米・11月総合PMI速報値:51.9
(10月:50.9)

米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:96.8
(予想:95.7、速報値:95.7)

米・11月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.5%
(速報値:2.5%)


<国内>
・日中外相会談
・ローマ教皇訪日(26日まで)

<海外>
特になし

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