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目先はマド上限である23775円処での底堅さを見極め【クロージング】

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19日の日経平均は続落。69.58円安の23864.85円(出来高概算11億6000万株)で取引を終えた。トランプ米大統領が、ウクライナ疑惑をめぐる権力の乱用と議会への妨害で弾劾訴追されたことを不安視する場面もみられたが、参加者が限られる中、基本的にはリバランス中心の売買が続いた。日経平均は24000円を下回っての推移が続いていたが下値は堅く、狭いレンジでのこう着。こういった中で個人主体の中小型株物色にシフトしており、とりわけIPOラッシュにより、IPO銘柄を中心とした値幅取り狙いの売買が目立っていた。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターではパルプ紙、証券、その他製品、海運が軟調。半面、鉱業、情報通信、不動産、医薬品、輸送用機器、電気機器がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、オリンパス<7733>、ファミリーマート<8028>が軟調。一方でソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、アドバンテスト<6857>が下支えする格好。

日経平均は高値圏でのもち合いが続いており、市場参加者の少なさから方向感が掴みづらいところであろう。もっとも、先週末の大きくマドを空けて上昇した反動といった面もあるため、買い戻しというよりは、利益確定売りといった需給が上回っているようである。テクニカル面ではマドを空けての上昇以降のもち合いから、アイランドリバーサル形状を形成している。

突発的なネガティブ材料からのギャップダウンによって、アイランドリバーサル形状が完成する可能性はゼロではないが、米中関係の一時休戦的な合意もあり、トレンド悪化への可能性は低いだろう。一方で、マド上限である23775円処を割り込まずに底堅い展開が続くようだと、参加者が戻るクリスマス明け以降の強いトレンド形成が期待されてくるとみておきたい。それまでは、IPO銘柄など個人主体の売買が続きそうである。

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