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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、年末の調整売りもクロス円がサポート

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27日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。年末に伴いポジション調整的なドル売りが続く見通し。ただ、欧州やオセアニアの通貨が対ドルで堅調地合いとなり、クロス円が上昇基調に振れればドル・円を下支えしそうだ。

前日のNY株式市場でダウなど主要指数が過去最高値を更新し、ドル・円は強含む場面もあったが、米10年債利回りの低下を受けその後は失速。年末に向けたポジション調整的なドル売りが増加し、ドルは主要通貨に対して下げやすい展開となっている。本日のアジア市場でもその流れが受け継がれ、ユーロやポンド、豪ドルなど主要通貨が対ドルで上昇基調を維持しクロス円も堅調地合いとなった。日経平均株価は前日終値を下回ったが、ドル・円は下値の堅さが意識されている。

この後の欧米市場でも同様の展開となりそうだ。引き続き米中貿易交渉で両国首脳による合意署名への期待感から、安全通貨のドルや円、スイスフランが売られやすい。調整のドル売りが続けばドル・円は弱含む可能性がある。ただ、クロス円の上昇で底堅い値動きとなろう。とはいえ、ユーロ圏経済は回復の遅れが目立ち、積極的なユーロ買いは想定しにくい。また、英国の欧州連合(EU)離脱の移行時期をめぐる不透明感でポンドも買いづらくクロス円の上昇は小幅にとどまろう。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告
・18:30 英・11月銀行協会住宅ローン承認件数(予想:41200件、10月:41219件)



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