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日経VI概況:上昇、米国とイランの対立激化懸念でセンチメント悪化

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は8日、前日比+2.14pt(上昇率14.16%)の17.25ptと上昇した。なお、高値は19.19pt、安値16.38pt。米国とイランの対立激化懸念から昨日の買い戻しから一変、再び地政学リスクが意識される形で本日の東京市場は全面安商状となった。日経225先物も一時23000円を割れる場面があった。ただ、その後、イラン外相の報復停止示唆を受けて、センチメントもやや改善するに伴い下げ幅を縮小した。こうした流れから、日経VIは大きく上昇した後に上げ幅を縮め、その後はこう着感の強い展開となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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