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米長期金利の持続的な上昇は困難か

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 13日のニューヨーク市場では、リスク選好的な取引がやや活発となり、株高・債券安の相場展開となった。安全資産とみなされている金の価格も反落した。市場関係者の間からは、「イラン指導部に対する抗議活動が続いていることなど一部で不安はあるものの、中東情勢の緊張状態は緩和されつつあり、リスクの高い資産に投資資金が向かっている」との声が聞かれている。ただ、米長期金利の上昇については、「米国の個人消費や雇用の動向を慎重に見極める必要があり、持続するとは思えない」との見方もある。

 ドル・円には心理的な節目である110円を超えており、ドルは一段高となる可能性があるとみられているが、長期金利の持続的な上昇は期待できないこと、クロス円取引に絡んだ利食い目的の円買いが増えるとの指摘があることから、1ドル=110円近辺で売買交錯となる展開もあり得る。
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