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いちご<2337>—3Qも2ケタ増収増益、心築事業・アセットマネジメント事業が順調に推移

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いちご<2337>は10日、2020年2月期第3四半期(19年3月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比34.1%増の781.53億円、営業利益が同21.8%増の250.32億円、経常利益が同24.1%増の226.65億円、四半期純利益が同24.3%増の151.41億円となり、過去最高益更新に向け推移した。

アセットマネジメント事業の売上高は前年同期比11.3%増の28.65億円、セグメント利益は同7.9%増の16.96億円となった。ベース運用フィーが堅調に推移したほか、いちごホテルリート投資法人<3463>の物件売却や私募ファンドの新規受託によりスポット運用フィーが発生した。

心築事業の売上高は前年同期比36.4%増の729.96億円、セグメント利益は同25.2%増の222.32億円となった。同社の強みである心築により不動産の価値向上を実現し、保有物件における賃料収入の着実な向上が、ストック収益に寄与している。売却についても引き続き高い利益率を実現している。

クリーンエネルギー事業の売上高は前年同期比1.6%増の30.48億円、セグメント利益は同9.7%減の11.31億円となった。7月から8月にかけて例年より日照不足となったものの、前年度に竣工した発電所の売電収入が寄与したこと等により、増収となった。また、利益については、同社全体の新規事業に伴う先行投資の負担分増加等により、減益となった。なお、第4四半期は、すでに発電開始済の2件を含め、3件の発電所が稼働予定であり、2021年2月期以降は今期発電開始分の5件(パネル出力計23.21MW)が、通期で収益に貢献することが見込まれている。

2020年2月期通期の連結業績予想については、営業利益が前期比0.8%増の265.00億円、経常利益が同1.2%減の228.00億円、当期純利益が同2.4%減の150.00億円とする期初計画を据え置いている。

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