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サン電子 Research Memo(11):2020年3月期も前期と同額の1株当たり20円配を予定

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■株主還元

サン電子<6736>の配当政策は、安定的な配当と業績に応じた増配による利益還元を基本方針としている。2020年3月期については、前期と同額の1株当たり20円(期末配当)を予定している。弊社では、同社本来の収益力や財務の状況等を勘案して、年20円配は可能な水準であると判断している。また、積極的な投資により成長加速を優先すべきフェーズにあるものの、収益基盤が確立してくれば、利益成長に伴う増配の余地は十分にあるとみている。

また、2019年8月2日には、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策及び株主還元の一環として、自己株式の取得について決議した。結果として、同社の株価上昇等により、取得上限株数(250,000株)には達せず、50,000株(取得価額の総額は約62百万円)の自己株式取得に終わったものの、株主還元に対する柔軟な姿勢を示した点では、評価に値する実績と言える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

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