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今日の為替市場ポイント:株高継続への期待でドル下げ渋りも

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20日のドル・円は東京市場では110円08銭から110円22銭まで反発。欧米市場でドルは110円11銭から110円20銭まで反発し、110円17銭で取引終了。

本日21日のドル・円は主に110円台前半で推移か。主要国の株高継続への期待は残されており、ドル・円は110円近辺で下げ渋る可能性がある。

日本銀行は本日開催(2日目)の金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を賛成多数で決定するとみられている。日本経済の先行きの不確実性は消えていないことから、「物価安定の目標に向けたモメンタムが損なわれるおそれが高まる場合には、躊躇なく、追加的な金融緩和措置を講じる」との方針を当面維持する見込み。日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続すると予想される。

2019年10−12月期の日本の経済成長は大幅な落ち込みを記録したとみられているが、この動きが一時的なものかどうか、日銀の判断が注目されそうだ。経済と物価の推移は、日銀が昨年10月の経済・物価情勢の展望で示した主要シナリオに沿う動きとなる可能性があるが、2020年度の経済成長見通しがやや上方修正された場合、ドル売り・円買いが優勢となる可能性がある。


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