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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値上がり、中国指標の改善が引き続き材料視される流れ

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【ブラジル】ボベスパ指数 118861.63 +0.32%
20日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比383.34ポイント高(+0.32%)の118861.63で取引を終えた。117927.5から118861.6まで上昇した。

前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に上げ幅を拡大させた。米中通協協議の第1段階の合意や米中経済指標が堅調だったことが引き続き好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、高値警戒感からやや伸びる展開となった。

【ロシア】MICEX指数 3219.92 +0.72%
20日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比23.04ポイント高(+0.72%)の3219.92で取引を終了した。3204.32から3226.89まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。MOEX指数は過去最高値を連日で更新した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米中通商協議の前進なども引き続き好感された。一方、MOEX指数が連日の過去最高値を更新しており、やや伸び悩む展開となった。

【インド】SENSEX指数 41528.91 -0.99%
20日のインドSENSEX指数は下落。前日比416.46ポイント安(-0.99%)の41528.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同127.80ポイント安(-1.03%)の12224.55で取引を終えた。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の下方修正が引き続き嫌気された。国際連合はこのほど、2019年度と20年度のインドの成長率をそれぞれ5%、5.8-5.9%に下方修正した。また、2019年度の財政赤字目標が達成できないとの見通しも引き続き圧迫材料。

【中国本土】上海総合指数 3095.79 +0.66%
週明け20日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比20.29ポイント高(+0.66%)の3095.79ポイントと続伸した。

中国指標の改善が引き続き材料視される流れ。国家統計局が17日公表した昨年12月の各種経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などが予想を上回る伸びを示した。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給もプラス。人民銀は20日、14日物リバースレポ取引を通じて2500億人民元(約4兆円)を供給した。人民銀は先週、正味9000億人民元を市場に供給しており、その規模は週間ベースで過去最高を記録している。
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