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1月21日のNY為替概況

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 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は110円12銭から109円76銭まで下落して引けた。

米疾病対策センター(CDC)が米国内で新型コロナウイルス初の感染例を発表すると、感染拡大が米国、世界経済へのリスクになるとの警戒感にリスク回避の円買いや米国債利回りの低下に伴うドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1118ドルまで上昇後、1.1089ドルまで下落して引けた。
ドイツの1月ZEW景気期待指数が2年ぶり高水準に達したことや米国とフランスがデジタル税回避で合意にいたったことを好感しユーロ買いが強まった。その後、トランプ大統領がもし欧州連合(EU)と貿易交渉がまとまらなければ欧州車に関税を発動すると警告するとユーロ売りが再燃。

ユーロ・円は、122円37銭まで上昇後、121円76銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.3084ドルまで上昇後、1.3040ドルまで反落した。

英国の9-11月雇用者数が予想以上に伸び速やかな利下げ観測が後退し一時ポンド買いに拍車がかかつた。ただ、英国と欧州連合(EU)の貿易交渉が難航し合意ない離脱への懸念も存続するほか、新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済のリスクになるとの懸念に下落に転じた。


ドル・スイスは、0.9662フランから0.9696フランまで上昇した。スイス国立銀行のフラン高是正介入への警戒感にフランの売り戻しが優勢となった。


   


[経済指標]

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