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日経VI概況:大幅上昇、外部環境の悪化を受けて節目の20pt台に迫る

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は27日、先週末比+4.84pt(上昇率32.52%)の19.72ptと大幅に上昇した。なお、高値は19.72pt、安値は18.32pt。本日の東京市場では、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が世界景気に悪影響をもたらすとの懸念が広がるなか、イラクの米大使館にロケット弾が着弾したと伝わったことで、市場心理が一段と冷え込む形となった。日経225先物も500円近く下げ、市場のリスクセンチメントを図る日経VIは不安心理の境目を表すとされる20pt台に迫る19pt台後半まで一気に上昇する格好となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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