皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は天然ゴム市場についてのレポートをご紹介します。
松永さんはブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」で、天然ゴム市場に関わるニュースとして、『タイ南部ナコンシータマラート県で今週26日、同県や近隣県のゴム農家200人以上が抗議集会を行い、タイ政府に天然ゴム価格を1キロ当たり60~65バーツに引き上げるとの公約を果たすよう求め』たことを挙げ、タイ政府がゴム農家向けに追加支援措置を検討している、と伝えています。
また、そのことについて、『ゴム農家への追加支援策が決定すると、昨年10月の支援策決定の時のようにゴム農家による安売りが止まり、天然ゴムの産地現物価格が堅調地合いに転じる可能性も高まります』との見解を述べています。
タイでは『農家の多くが昨年5月頃から度重なる干ばつ被害に苦しんでいるようです』とのことで、コメやタピオカの材料のキャッサバ、パームヤシの農家も干ばつ被害に苦しんでいる反面で、それらの価格が上昇していると分析。
一方で、天然ゴム農家については『天然ゴム価格が生産コスト割れにまで下落していることにも苦しんでおります』とのことで、『タイ政府が昨年10月15日に決定したような「ゴム農家への支援策」がここで再び決定すれば、ゴム農家の安売りが止まり、昨年10月15日以降のような東京ゴムの上昇基調が再現されるかもしれません』との見解となっています。
参考にされてみてください。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の1月29日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
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