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米国株見通し:新型ウィルスへの対応を注視、連休明け中国市場に警戒

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(17時50分現在)
S&P500先物       3281.88(-7.63)
ナスダック100先物  9190.00 (-27.30)


グローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は約60ドル安で推移する。NY原油先物も上昇に振れているが、米株式市場は売り先行となりそうだ。


30日は上昇。取引終盤に買いが強まり、主要3指数はプラスで取引を終えた。国内総生産(GDP)は10-12月期が底堅い内容となったが、通年では前年より鈍化。連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定は市場の予想通りで、いずれも強い手がかりにはならなかったようだ。一方、企業決算はまちまちとなり、フェイスブックの大幅安がS&Pの上昇を抑制する場面もあった。


今晩はキャタピラーやエクソン・モービル、シェブロンなど有力企業の決算発表で、好業績銘柄の買いが相場をサポートしよう。ただ、新型ウィルスの被害拡大に関連し、米国政府は中国への渡航制限などを検討しており影響が懸念される。また、2月3日に取引再開予定の中国市場の動向が警戒され、利益確定売りが見込まれる。








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