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日経平均は330円安でスタート、東エレクや資生堂など全般軟調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22874.27;-330.91
TOPIX;1660.66;-23.78

[寄り付き概況]

 2月3日の日経平均は前週末比330.91円安の22874.27円と大幅反落でスタート。31日の米国株式相場でダウ平均は603.41ドル安の28256.03、ナスダックは148.00ポイント安の9150.94で取引を終了した。コロナウイルスによる感染拡大に歯止めがかからず、欧州株が全面安となり、売りが先行。米国政府が中国への渡航回避を勧告し、中国経済鈍化への懸念から終日下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比420円安の22710円。この流れを引き継ぐ格好から、本日の日経平均はギャップダウンスタートに。中国人民銀行は公開市場操作で金融市場に約18兆7000億円を供給すると発表しているものの、IMF専務理事は新型コロナウイルスによる肺炎について「世界景気に短期的な減速をもたらす可能性がある」と表明するなど、引き続き懸念が強まる状況となっている。

 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、資生堂<4911>、TDK<6762>、村田製作所<6981>など主力処は全般軟調。その他、日立<6501>がTOB(価格は1株8000円)を実施し、完全子会社化を目指すと発表した日立ハイテク<8036>などに関心。業種別では、不動産のみが小幅にプラス圏で推移する一方、海運、その他製品、鉄鋼などが下落率上位で推移。
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