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ウイルス感染の終息時期を巡る思惑で市場は乱高下するケースも

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 4日のニューヨーク市場ではリスク選好的な取引が活発となり、安全資産とされる金や米国債から株式などのリスク資産への資金シフトが観測された。新型コロナウイルスの感染者は増えているものの、各国がウイルス感染の拡大を阻止するために積極的な措置を講じていることから、ウイルス感染の早期終息への期待が浮上しているようだ。

 ただし、報道によると中国政府は3月後半に予定していた複数の大型行事の延期または中止を決定している。また、中国国内の各種製造業が通常の操業状態に戻る時期は定かではないため、市場関係者の間からは「ウイルス感染の拡大による経済的な影響(景気減速)は今年4−6月期まで存続する可能性がある」、「ウイルス感染の終息時期を巡る思惑で株式・為替相場が乱高下することもあり得る」との声が聞かれている。
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