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日経平均は196円安でスタート、武田薬や日本製鉄などが軟調

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23631.79;-196.19
TOPIX;1717.67;-14.47

[寄り付き概況]

 10日の日経平均は前週末比196.19円安の23631.79円と続落でスタート。7日の米国株式相場でダウ平均は277.26ドル安の29102.51、ナスダックは51.64ポイント安の9520.51で取引を終了。1月雇用統計で非農業部門雇用者数が22万5千人増と予想を上振れ、平均時給の伸びも増加したが、中国ではコロナウイルスによる新型肺炎の死者が増加しており、中国経済の鈍化懸念で終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円安の23665円。先週の日経平均はリバウンドを強めたこともあり、戻り待ちの売りも警戒されやすい水準であるほか、11日は建国記念の日で休場となることもあり全体としては積極的な動きは見られない。また、延長された春節休みも終わり企業活動の停滞を見極めたいとのムードもあるようだ。

 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>が堅調な反面、ソニー<6758>、ソフトバンク<9434>、武田薬<4502>、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>、日本製鉄<5401>などは軟調。また、初値持越しとなっていたジモティー<7082>は公開価格の2.3倍となる2300円での初値形成。業種別では、鉄鋼、海運、非鉄金属、石油石炭などが下落率上位で推移。
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