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新興市場銘柄ダイジェスト:博展は急伸、ラックが急落

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<3857> ラック 1045 -88
急落。20年3月期の営業利益を従来予想の25.0億円から16.5億円(前期実績23.7億円)に下方修正。セキュリティソリューションサービス事業で人材確保や教育など体制強化のための先行投資や新サービスの開発に伴う減価償却費の増加に見合った売上拡大が進まなかった。システムインテグレーションサービス事業でも売上が計画を下回った。第3四半期累計は前年同期比66.7%減の3.7億円で着地した。


<2173> 博展 690 +53
急伸。20年3月期の年間配当を従来予想の12円から17円(前期実績20円)に増額修正している。設立50周年記念配当として5円を加える。第3四半期累計(19年4-12月)の営業利益は前年同期比8.7%増の4.63億円で着地した。東京モーターショーなど大型案件の受注に加え、採算性を重視した業務オペレーションの実施などで売上総利益率が向上した。


<7035> anfac 2123 +81
大幅に反発。東証の承認を受け、14日から第1部に上場市場を変更すると発表している。and factoryは「今後も更なる業容の拡大と企業価値向上に努める」とコメントしている。3月末からTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄に組み入れられることから、パッシブファンドなどの需要を期待した買いが入った。3日に上場来安値(1980円)を付け、値頃感があることも買いを後押ししたようだ。


<2121> ミクシィ 1924 +13
朝高後上が幅縮小。20年3月期の営業利益を従来予想の50.00億円から90.00億円(前期実績410.33億円)に上方修正。本社移転コストが期初の見積もりほど費用化されるものが少なかったほか、広告宣伝費の効率化を進めたことが奏功し、利益が押し上げ見通し。第3四半期累計の営業利益はスマートフォンゲームなどエンターテインメント事業の減益が響き、前年同期比88.6%減の30.76億円で着地した。


<7082> ジモティー 2013 0
公開価格(1000円)の2.3倍となる2300円で初値を付けた。7日に上場したが、買い注文が殺到し、取引が成立していなかった。事業内容はクラシファイドサイト「ジモティー」の企画・開発・運営。19年12月期の営業利益予想は前期比871.1%増の0.88億円。アドネットワーク広告枠を提供する自動配信やマーケティング支援が好調に推移すると見込む。20年12月期予想は247.2%増の3.06億円。
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