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三機工業—3Q増収・2ケタ増益、工事採算が改善

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三機工業<1961>は7日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。受注高が前年同期比2.7%減の1,509.33億円、売上高が同1.1%増の1,436.78億円、営業利益が同16.1%増の55.88億円、経常利益が同14.1%増の61.48億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同69.3%増の43.00億円となった。

建築設備事業の受注高は前年同期比7.8%減の1,221.10億円、売上高は同1.2%減の1,201.78億円、セグメント利益(経常利益)は58.39億円(前年同期は48.73億円の利益)となった。受注高は、主に産業空調分野において前年同期に大型物件を受注した反動等により減少した。セグメント利益(経常利益)は、主に工事採算の改善等により増益となった。

機械システム事業の受注高は前年同期比13.4%減の82.45億円、売上高は同11.2%増の78.82億円、セグメント利益(経常利益)は0.90億円(前年同期は0.43億円の損失)となった。売上高及びセグメント利益(経常利益)は、大型搬送用設備の工事進捗が進んだこと等により増収増益となった。

環境システム事業の受注高は前年同期比51.5%増の191.97億円、売上高は同11.9%増の143.03億円、セグメント損失(経常損失)は8.65億円(前年同期は2.02億円の損失)となった。受注高は、大型の廃棄物処理施設を受注したこと等により増加した。

不動産事業の売上高は前年同期比15.5%増の16.28億円、セグメント利益(経常利益)は4.09億円(前年同期は3.51億円の利益)となった。

その他の売上高は前年同期比31.5%増の6.06億円、セグメント利益(経常利益)は0.78億円(前年同期は0.28億円の利益)となった。

2020年3月期通期について、売上高は2,100.00億円、営業利益は98.00億円、経常利益は100.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は70.00億円とする2019年11月8日に修正した連結業績予想を据え置いている。



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