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今日の為替市場ポイント:ウイルス感染拡大を警戒してリスク選好的な円売り抑制も

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14日のドル・円は東京市場では109円73銭から109円91銭まで反発。欧米市場でドルは109円88銭から109円70銭まで反落し、109円78銭で取引終了。

本日17日のドル・円は主に109円台後半で推移か。日本国内における新型コロナウイルスの感染拡大を警戒して、リスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。

報道によると、日本政府の専門家会議は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために不要不急の外出を控えることなどを呼びかけ、政府はウイルス検査の態勢を強化する方針のようだ。この流れで3月1日開催の東京マラソンについて、主催する財団は「一般参加者の縮小ないし出走を全面的に取りやめることを検討している」と報じられている。17日発表の2019年10-12月期国内総生産(GDP)一次速報値は前期比年率-3.8%程度と予想されているが、市場関係者の間からは「個人消費の落ち込みなどで2020年1-3月期と4-6月期もマイナス成長となる可能性がある」との声が聞かれている。

中国国内におけるウイルス感染拡大の終息時期については、予測困難な状態が続いており、早期終息への期待は低下していることから、「ウイルスの感染拡大によって2020年の世界経済の成長率は、国際通貨基金(IMF)が1月時点で予想した3.3%を下回る可能性がある」との声も聞かれている。

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