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日経VI概況:大幅上昇、新型肺炎の企業業績への下押し懸念が浮上

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は18日、前日比+1.61pt(上昇率10.08%)の17.57ptと大幅に上昇した。なお、高値は18.03pt、安値は16.40pt。米アップルが新型肺炎の影響で1-3月期の売上が予想に届かないとの見通しを示したことで、新型肺炎の感染拡大が世界的に企業業績を下押しするとの懸念が浮上し、本日の東京市場では、値がさハイテク株を中心に大きく下落する銘柄が続出し、日経225先物も300円を超す下落となった。こうした、先行き警戒感が高まる中、市場センチメントも大きく悪化し、日経VIは一時18pt台を付けるまでに大幅に上昇し、その後も高値圏で推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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