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グローブライド—3Q増収、海外での売上が堅調に推移

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グローブライド<7990>は12日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.9%増の66,336百万円、営業利益が同1.1%減の3,068百万円、経常利益が同5.0%減の2,664百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同28.7%減の1,958百万円となった。

日本の売上高は前年同期比2.3%減の48,105百万円、セグメント利益は同11.7%減の2,565百万円となった。秋口以降、自然災害による被害が相次いだことなどから、スポーツ・レジャー用品市場は力強さに欠ける状況が続いた。このような中、独自のテクノロジーを搭載した新製品の投入や拡販活動に積極的に取り組んだ。

米州の売上高は前年同期比11.8%増の5,167百万円、セグメント利益は同31.9%増の182百万円となった。米中貿易摩擦により個人消費に陰りがみられ、スポーツ用品市場は足踏みの状況が続いた。そのような中、市場ニーズに合った新製品の投入とマーケティング活動を積極的に展開した。

欧州の売上高は前年同期比0.6%増の7,435百万円、セグメント利益は同21.3%増の423百万円となった。政治的混乱の長期化による影響等を受け、市況は低調に推移した。そのような中、地域に密着した販売体制の強化に注力した。

アジア・オセアニアの売上高は前年同期比0.1%増の20,388百万円、セグメント利益は同6.4%増の1,709百万円となった。中国の成長の鈍化と韓国の不買運動の影響で市況は不安定な状況となっている。そのような中、積極的な営業活動に注力した。

2020年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比0.2%増(前回予想比5.4%減)の88,000百万円、営業利益が同5.7%減(同14.3%減)の3,600百万円、経常利益が同8.3%減(同14.3%減)の3,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同42.5%減(同29.2%減)の1,700百万円としている。

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