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マザーズ先物概況:大幅反落、クルーズ船の乗客死亡伝わりセンチメント急激悪化

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20日のマザーズ先物は前日比14.0pt安の813.0ptとなった。なお、高値838.0pt、安値は808.0pt、取引高は3545枚。本日のマザーズ先物は、日中取引に限ってみれば一本調子に下落する展開となった。前日の米国市場では、中国政府による景気下支え政策への期待や良好な経済指標を受けて主要株価指数は揃って上昇。加えて、為替は約9ヵ月ぶりとなる1ドル=111円台の円安水準で推移していたことから、本日の東京市場では、日経平均が一時400円超と大幅に上昇するなど好調な出だしを切っていた。現物のマザーズ指数も前場の間は堅調に推移していた。一方、マザーズ先物については、ナイトセッションの間にすでに上昇基調にあったことから、本日の日中取引に限ってみれば、朝方からナイ昼前に、横浜港で検疫を受けていたクルーズ船の乗客2人が死亡したと伝わると、新型肺炎の拡大懸念が強まったことで急激にセンチメントは悪化し、トセッションの終値比で下落基調でのスタートを切る格好となった。また、上述した日経平均は急速に上げ幅を縮め、現物のマザーズ指数も下落に転じていった。こうした中、朝方上昇していたそーせい<4565>やサンバイオ<4592>などの指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄らも下げに転じ、マザーズ先物を下押しした。指数寄与度の高いところでは、上述した銘柄以外にメルカリ<4385>やサイバーダイン<7779>などが下落した。

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