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米国株見通し:上昇基調を維持、景気拡大期待が後押しも調整含み

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(17時10分現在)
S&P500先物        3387.62(+0.37)
ナスダック100先物   9731.38(-2.12)


グローベックス米株式先物市場で、S&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は4.5ドル高で推移。NY原油先物(WTI)も上昇し、今晩の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。


19日の取引は上昇。S&Pとナスダックは最高値を更新して取引を終えた。中国政府の刺激策などへの期待感を背景にリスク許容度が高まり、序盤から幅広い買いが入った。この日発表された住宅関連指標のうち許可件数が堅調な内容となり、景気拡大期待の買いを後押し。また、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で新型コロナウイルスの感染拡大を認識しながらも、金融政策変更への思惑は後退し、買い安心感を誘った。


20日は引き続き経済指標が材料視されよう。フィラデルフィア製造業景気指数は前回を下回る見通しだが、景気先行指標は改善するとみられ、拡大基調の維持を見込んだ買いが入りそうだ。ただ、調整の売りも見込まれ、上値を押さえる可能性もあろう。一方、個別銘柄では、決算発表のバクスターやAKスチールなどが注目される。



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