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マザーズ先物:新型肺炎への懸念から大幅下落(2月25日)

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25日のマザーズ先物は前週末比22.0 pt安の797.0ptと大幅に反落して終了した。高値
は801.0pt、安値は771.0pt。取引高は2441枚。

本日のマザーズ先物は、新型肺炎の感染拡大懸念から欧米主要株価指数が急落した流
れを受けて売りが優勢となった。前日の欧米市場では、新型肺炎の感染者が韓国やイ
タリアで急増するなど、世界的に拡大していることが不安感を増幅させた。感染拡大
が世界経済の冷え込みにつながるのではないかとの懸念もあって、リスク回避の動き
が強まった。こうした外部環境の悪化を受けて、日経平均が一時1000円超下落したた
め、マザーズ先物にもリスク回避の動きが強まり、一時前週末比48.0pt安の771.0ptま
で下押した。ただ、その後は日経平均が下げ渋りを見せるとマザーズ先物にも買い戻
しなどの動きが散見された。市場では「新型肺炎が今後、パンデミック的に広がりを
見せるのか、それとも緩やかながらでも収束の方向に向かうのか見極める必要があ
り、今後2週間程度は警戒が必要」とみている。このため、目先は不安要素を抱えなが
らの展開が続きそうだ。
本日のマザーズ市場では、5日線を下回ったトゥエンティーフォーセブン<7074>が前週
末比158円(-11.49%)安の1217円と大幅に3日続落し、連日の上昇の反動からフリー
クアウトHD<6094>が前週末比199円(-11.24%)安の1572円と4日ぶりに反落した。ま
た、スタジオアタオ<3550>、ブティックス<9272>が値を消し、業績予想を下方修正し
たサマンサJP<7829>は前週末比270円(-10.93%)安の224円と急反落した。このほ
か、マザーズ市場に新規上場したAHCグループ<7083>は公募・売り出し価格(2200円)
比1350円高の3550円の初値を付けた。
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