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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値下がり、サプライチェーンの分断が危ぐされる

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【ブラジル】
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【ロシア】MICEX指数 3002.68 -3.33%
25日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比103.35ポイント安(-3.33%)の3002.68で取引を終了した。3073.27から3002.68まで下落した。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。世界同時株安の流れを受け、ロシア株にも売りが広がった。また、新型肺炎の感染が中国以外の国・地域でも広がっていることなどもリスク回避の売りを加速させた。

【インド】SENSEX指数 40281.20 -0.20%
25日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比82.03ポイント安(-0.20%)の40281.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.50ポイント安(-0.27%)の11797.90で取引を終えた。

前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。世界同時株安の流れを受け、インド株にも売りが優勢となった。また、新型肺炎が中国以外の国・地域での感染拡大を受け、世界景気の後退懸念が高まっていることも圧迫材料となった。国内では、インフレ率の加速懸念を受け、追加利下げ期待がやや後退している。

【中国本土】上海総合指数 3013.05 -0.60%
25日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比18.18ポイント安(-0.60%)の3013.05ポイントと続落した。

戻り売りに押される流れ。中国発の新型コロナウイルスの感染は、イタリアや中東、韓国など世界各地に広がっている。サプライチェーンの分断が危ぐされるなか、昨夜の海外株市場では、主要株価指数が軒並み急落した。上海総合指数は足もとで急ピッチに上昇し、急落する春節(旧正月)連休前の水準を回復していただけに、売り圧力も意識されている。ただ、中国の経済対策に対する期待感は根強く、指数は中盤から下げ幅を縮小させた(上海総合は一時2.9%安)。

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