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日経VI概況:大幅上昇、一時節目の30ptに近づく、世界的株安がセンチメント悪化

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は26日、前日比+3.23pt(上昇率13.22%)の27.65ptと昨日に続いて大幅に上昇した。なお、高値は29.74pt、安値は26.85pt。前日の米国市場では、朝方は小幅上昇して寄り付いたものの、米疾病対策センター(CDC)が新型コロナウィルスの米国での流行を警告すると、投資家のリスク選好姿勢が一段と後退して大幅続落となった。こうした世界的な株安の流れが市場心理を大きく悪化させ、昨日に節目の20ptを上回った日経VIは本日も大幅に上昇し、午前の早い段階では一時危険水準とされる30ptを窺う場面もあった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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