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日経VI概況:大幅上昇で危険水準の30ptを超える

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は27日、前日比+3.75pt(上昇率13.56%)の31.40ptと大幅に上昇した。なお、高値は31.70pt、安値は27.34pt。前日の米国市場では、連日の株価下落を受けて自律反発狙いの買いが先行したが、次第に世界的な新型コロナウィルスの感染拡大を嫌気した売りに押され、結局、主要3指数は高安まちまち。為替も1ドル=110円台前半へと円高方向に進むなか、値がさハイテク株中心に全面安商状となり、225先物も500円近く下げて22000円を割り込んだ。こうした中、市場のリスクセンチメントは一段と悪化し、日経VIは一本調子で上昇、危険水準とされる30ptを超える展開となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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