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NY外為:リスクオフ続く、ダウ続落、900ドル超安

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NY外為市場ではリスク回避の動きが続いた。世界ほぼ全域で新型肺炎が確認され、感染拡大が経済や企業利益に悪影響を与えると警戒されている。米国株式相場は続落。ダウは1000ドル近く下落、重要な節目である200日移動平均水準も割り込み、コレクションテリトリー。米国債相場も続伸。米国経済の見通し引き下げ、利下げ観測に加えて、大量の「質への逃避」としての投資資金の流入が背景となる。米10年債利回りは1.24%まで低下し過去最低水準を記録した。

ドル・円は110円04銭から109円69銭まで下落し1週間ぶりの安値を更新。ユーロ・円は120円88銭の高値から120円70銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0959ドルから1.1005ドルまで上昇し高値を探る展開となった。

米国では、既知の感染源と関係がない新型ウィルスの症例が初めて確認された。感染経路の不明な市中感染は、感染ペースを加速させる可能性が懸念される。




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