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マザーズ先物概況:5%安で大幅下落、世界同時株安が暴落を促す

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28日のマザーズ先物は前日比44.0pt安の705.0ptとなった。なお、高値735.0pt、安値は701.0pt、取引高は8682枚。本日のマザーズ先物は、新型コロナウィルスの感染拡大による世界的な景気悪化懸念に歯止めがかからない中、世界的な同時株安が個人投資家センチメントを大幅に悪化させ、マザーズ先物は6%近い稀有なほどの大幅安を見せた。前日の米国市場では、カリフォルニア州でも新型感染者が確認されたことなどから、世界経済への悪影響に対する懸念が一段と強まり、NYダウは1190ドル安と過去最大の下げ幅を記録した。こうした流れのなか、為替はずるずると円高方向に進んで1ドル=108円台後半までに突入し、アジア市場でも中国・上海総合指数や香港・ハンセン指数を含め全面的な大幅安となった。このような環境下において、個人投資家による信用取引での追い証を避けるための損失覚悟の売りが膨らみ、流動性リスクの高い中小型株が集まるマザーズ市場では、一時、2016年2月以来となる700pt割れとなる場面があり、マザーズ先物も一時701ptまで下がることとなった。

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