fbpx

米国株式:まちまち、投資家の不安が強まる

マネーボイス 必読の記事



米国株式相場はまちまち。ダウ平均は357.28ドル安の25409.36、ナスダックは0.89ポイント高の8567.37で取引を終了した。ニュージーランドやナイジェリアでも新型コロナウィルスの感染者が発見され、売りが先行。投資家のリスク選好姿勢が大きく後退するなか、安全資産として米国債を選好する動きから国債利回りが大きく低下しており、金融株を中心に軟調推移となった。しかし、引けにかけて急速に買い戻す動きが広がり、ナスダックは上昇に転じた。セクター別では、半導体・半導体製造装置やエネルギーが上昇する一方で公益事業や保険が下落した。

デルタ航空(DAL)やアメリカン航空(AAL)、ユナイテッド・コンチネンタル(UAL)は、世界的な旅行需要の後退を背景に軒並み下落。米長期金利の低下でシティ・グループ(C)、バンクオブアメリカ(BAC)、JPモルガン(JPM)など金融各社が軟調推移。代替肉食品メーカーであるビヨンド・ミート(BYND)は、決算内容が嫌気され、急落した。

セントルイス連銀総裁は、新型コロナウィルスがパンデミック(世界的流行)に発展した場合は、利下げを支持するとの認識を示した。

いま読まれてます

記事提供:
元記事を読む

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー